★前置き★

20歳のときに、ワーキングホリデーで約1年間シドニーに滞在して以来、どうやって、海外移住しようか、そんなことばかり考えていましたが、とりあえず、大学を卒業し、コンピュータ関係の仕事をしていれば、きっとチャンスはある!と思い、通信制の大学に通いながら、プログラマーの仕事を日本で4年ほどやりました。


★最来豪&留学★

2000年。大学卒業。思いもよらず、24歳で結婚。私の夢を一緒に目指してくれる、日本人男性です。
2001年夫と共に、ゴールドコーストへ。新婚生活もスタート。私は、語学学校の後、TAFE(専門学校)で、Information Technology を専攻。主人は、スキューバーダイビングを学んだり、ツアーガイドの仕事をしたり充実した毎日。
来豪前に、日本でのIT関連での職歴で永住権がとれないか、ACS(Australian Computer Society)へ技術査定を出しましたが、不認定となってしまい、だめでした。ITで技術移住をする場合、ACSにて、ITのプロフェッショナルの人物だと認められなければなりません。

2002年TAFEを途中で辞め(Certificate 3を取得)、3月からCentral Queensland University の大学院へ。専攻は、2年制のMaster of Information Systems.
TAFEでは、宿題が多かったのですが、レベル的には問題なく授業にはついていけたので、もしかして、大学院でも自分は通用するかも、と安易に考えてしまいました。
大学院へ入ってからは、課題は何とかこなせるものの、テストに苦戦し、単位を落としまくってしまいました。
貯金も底をつき、大学の夏休み(4ヶ月間)を利用し、日本へ出稼ぎに行くことに。コネあって、プログラマーの仕事に復帰できたので1年分の授業料を稼ぎました。

2003年。勉強についていけない不安から、泣きながら勉強する毎日。卒業できなかったら、永住はありえない、今まで自分に投資してきたお金と時間はどうなっちゃうの?と絶望感もよぎる。万が一、ITで移住できない場合に備えて、夫にも、寿司職人へ転職してもらいました。ビジネスビザや、永住の道がそっちの方向から進めるかもしれないから。
7月にやっと、1年分の単位を取得。永住権を取るには、十分な単位だったので、ここで大学院は辞めました。Graduate Diploma of Information systems management の学位を取得。


★永住権の前準備★

まずビザを変更。
学生からGraduate Skilled Temporary Visa (s497) に切り替えます。これは6ヶ月間のビザで、オーストラリアで学生ビザから永住権を取る人だけ申請できるビザで永住権が出るまでの待機期間フルタイムで働いて結果が待てるビザです。

必要書類と費用 ($1=85円位)夫の分が必要の物は*2 としてあります
ビザ申請用紙(form1182)と申請料 $170
就業していた大学の学位証明、成績表 $15
パスポートをコピーし、
JP(Justice of Peace の人にサインをもらう)
0
健康診断受診結果 (レントゲン) $93.5*2 $187
健康診断受診結果 (診断書) $180*2 $360
健康保険加入(6ヶ月分)証明書 $925*2  $1850
戸籍謄本 $18*2 $36
結婚証明書(配偶者がいる場合)  $18

友人は、大学の成績証明が出る前に、学生ビザの期間が終わってしまうため、一度観光ビザに切り替えてから、上記を申請したそうです。
2003年10月20日付けで、Graduate temporay visa 取得。

同時進行で、ACSへ技術査定してもらいます。

申請用紙と申請料 $300
就業していた大学の学位証明、成績表(TAFEも含む) $15
履歴書
-
日本での学位証明 -
日本での職務経歴書(必須でない) -

2003年10月2日付けでSystem Programmer(2231-19)のプロフェッショナルとして認定されました。

その他、事前に準備したもの
日本での無犯罪証明(神奈川県警にお願いしました)*2 -
オーストラリアでのでの無犯罪証明(form1190) $36*2 $72

★いよいよ永住権申請★
ここまで書類を集めるだけでも大変です。日本の大学や警察と連絡とったり、神奈川の実家に連絡して、書類回収を手伝ってもらったり、、、。
しかし、正確な情報を集めるには、やはり専門家に頼ります。
私は、オー人事でおなじみ、STAFF SERVICEにこれらの申請の相談、代理の申請をお願いしました。何か書類に不備があった場合は、シドニーまたはゴールドコーストのSTAFF SERVICEを経由して連絡が来ます。

ポイントテストで115点以上を取らなければなりません。
(2003年11月の時点)私の獲得点数は以下のとおりです。

カテゴリー 点数 備考
スキル 60 スキルにより、60,50,40がある
年齢 30 18-29歳(30)30-34歳(25)35-39歳(20)40-44歳(15)
英語力 15 IELTS-5以上(15),6以上(20)
オーストラリアでの資格 5 12ヶ月以上フルタイムでのオーストラリアでの学歴(Diploma以上)
ボーナスポイント 5 日本で4年生大学を卒業 など他にも多数条件でボーナスポイントあり
合計 115 .

点数ぎりぎりのように見えますが、IELTSで6以上とればもう5ポイント獲得できるので、このポイントテストについては全く問題なしでした。

友人は、日本の大学を出ていなかったり、年齢が高いと合計ポイントが足りないので、NAATI(翻訳家)の資格をとったり、$100,000以上の投資(預金をするようなもの)を12ヶ月以上してボーナスポイントを稼ぐなど、苦労したようです。

必要書類と費用 ($1=85円位)夫の分が必要の物は*2 としてあります
ビザ申請用紙(form47SKと80)と申請料 $1795
パスポートサイズの写真 各4枚 *2 $20
パスポートをコピーし、
JP(Jastis of Peace の人にサインをもらう
-
日本の無犯罪証明 -
オーストラリアの無犯罪証明 -
ACSに提出した書類一式(日本での学位証明等) -
ACSからのスキル認定書 -
配偶者のIELTS4.5以上か、英語授業料 $2560
結婚証明書(配偶者がいる場合)  $18
翻訳料(日本の無犯罪証明等) $120〜
ビザサポート会社への手数料 $2500〜

11月に申請し、翌年2004年1月には、晴れて永住権が取得できました!!わずか3ヶ月の待ち期間でした。この待ち時間の心境として知人からは、不安で不安で毎日しかたがない、ということを聞いていましたが、自分としては、すでに就職先も希望どおりIT関連で決まり、すでに働いたこともあって、ここで暮らす環境はどんどん整っていっていたので、全く心配はありませんでした。かなり永住には長年、執念をもっていたので絶対に永住できると、そのころには確信がありました。

合計すると、永住権申請関連でかかった費用は、夫婦で$10,000位はかかったことになります。もちろん留学費用は含んでいません。以前の夏休みでの日本へ出稼ぎで稼いた残りと、すでに現地で就職が決まってフルタイムで働いたことで、なんとかぎりぎり支払いもできた、といった感じです。

永住権がとれて、本当によかった!夢が叶いました!



 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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オーストラリア永住への道のり★
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